皇太子ブランド(2個入り£3.49)
Guのチョコレート菓子(2個入り £2.49)
Fru のレモンチーズケーキ(2個入り £2.49)
Serious のクレームブリュレ(2個入り £3.99)
スマートな容器でそのままだしてもスマート
ボン・ママのクレームブリュレ (2個入り £1.99)
Serious のティラミス(1個£1.99)
美しい外観のティラミス
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スーパーマーケットのデザートコーナは、 選ぶのを迷うほど豊富な品揃えになってきた。まずくても気にしない、食べる物に関心がない英国人ばかりというレッテルがはがされるのも近いうちだろう。今回は、そんなデザートの味比べを4人で挑戦してみた。
高貴さとオーガニックをうたっている皇太子ブランド(Duchy Originals)は、 ジャム、クッキー、ソーセージ、ハム、パン、シャンプーと幅広い商品展開。
今回購入したのは、 チョコレートムース系(Dark Chocolate Dessert 2個入り£3.49)。同じような商品をチョコレート菓子だけを専門に扱うGuから出ているChocolate Truffles with Raspberry (2個入り £2.49)
皇太子ブランドは、リッチでやや固め。チョコレートの味がしっかりしていて満足感がある。しかし、食後のデザートの場合は、リッチなためちょっぴりポーションとしては多いかな?という感じ。一方Guは、ラズベリーソースがチョコレートムースの下に敷かれている。ジャムの甘さで分かりにくいがチョコレートの味が弱い。それにちょっと甘いのが気になる。価格は1ポンドの差はあるが、お薦めは、皇太子ブランド。
Guの同系列の Fruのレモンチーズケーキ(Sicilian Lemon Cheesecakes 2個入り£2.49)は、グラハム台 (下に敷かれたベースの部分 )が柔らかく、チーズケーキの食感と違いがなくコントラストがほしとこころ。また、レモンの香りが少し足りないので、シャープさのないチーズケーキに仕上がっているようだ。この商品は、次回は購入しない商品との4人の一致した意見が答えかな。
さて、クレームブリュレの比較だ。コーナーで一番目を引いたのが、3つに分かれたシリアス(Serious)の商品。気のきいたレストランでだされるデザートのようにカッコのいい器に入っている(trio creme brulee 2個入り£3.99)。 一般のデザートもここまで来たのかというぐらいファショナブルだ。 外観だけでも惚れてしまった。このメーカーは、ジュースやスープなども販売しており、自然で素材のいいものを使用した製品をつくるそうだ。
一方は、made in Franceで庶民的なギンガムチェックがトレードマークのボン・ママ(2個入り £1.99)は、ジャムやクッキーもある。どちらのクレームブリュレにも砂糖が付いており、食べる前に上にかけて焼き、砂糖を溶かして表面をカリカリに堅くして食べるようにと説明がある。出来れば、専用バーナーを利用したいところだが、なければグリルで焼いてもいい 。
シリアスは見た目がいいのだが、量がかなりすくないため、表面の焼き色をつける際には、短時間にしないと下まで火が通り,堅くなるので火加減に注意が必要だ。しかし、シナモン、バニラ、ラズベリーの3種類の味が品よく、見た目通り期待を裏切らない仕上がりで満足。ただ、ただ量が少ないのが残念だなー。
それに比べてボン・ママは、たっぷりの量でうれしい。グリルでの焼き加減も神経質にならなくもよい。やや卵黄の味が強く感じるが、英国人いわく「ああ、これがいつものクレームブリュレだ!」といい、いつもの味に近いそうだ。値段も安いので日常的な商品としても使えるな。
最後に、シリアスのお洒落なティラミス(tiramisu £1.99)にも挑戦してみた。ガラスコップに美しく見せられたティラミスは、シズル感いっぱいで食欲をそそる。クリームはあっさりで、ココアのスポンジにはほんのりアルコールの味がする。一般的にはベチャベチャになりがいなこのデザートを上手く仕上げている。全体的にさっぱりと出来上がり、悪くない。
人をお招きしてデザートまでつくるのは、大変な時もある。トップやサイドにラズベリーやイチゴ、ミントの葉でも飾れば,りっぱなデザートとしておだし出来る重宝なデザートが増えてきたといえる。これからも楽しみだな。 (か)
(10月取材
)
尚、価格はウェイトローズのもの。
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