ゴードン・ラムジーのレストランの一つ『ペトルス(Petrus)』を友人が結婚式のレセプションに選んだ。 ここで食べられるのをワクワクしながら結婚式に参加した。
ナイツブリッジ近くのホテル「バークレー(The Berkeley)」にあるこのレストランは、 比較的こじんまりとしており、奥に12名が座れるプライベート・ルームがある。グルメな友人カップルは、ここをレセプションにと11名を招待した。
メインシェフは、 過去にミシェラン星を取得したマーカス・ウェリング(Marcus Wareing)で、料理はモダンフレンチ・キュイジーヌ。今回は、プライベートルーム用メニューから選ばれたアミューズ・ブーシュ、前菜2品、メイン、プレデザートorチーズ、そしてデザートの6コース。期待に胸が躍るなぁー。
結婚式のレセプション、もちろんシャンパンで始まる。丁度よいタイミングに、アミューズ・ブーシュ(突き出し的な軽い料理)が数種類がだされる。まずは、カナッペ。オリーブやサンドライド・トマトを練り込んだクラッカーとディツプ。こんな小さなものに手をかけている気の使い方はやはり凄い。次は、パメサンたっぷりのリゾットを小さなボールにして揚げてある。アツアツでうまい。このタイミングがなかなかいいなー。そして、レバーのカナッペ、エビのフライ、一口サイズのカリフラワースープと続く。ここまでがアミューズ・ブーシュと豪華だ。
そして、ワインが開けられる。白のChassagne-Montrachet、Domaine Pillot 2002。注がれたグラスを傾けた瞬間から、香り高く美味しそうなワインにうっとり。
前菜の1つ目は、ロブスターのラビオリ。厚さは2センチもある豪華で大きなラビオリがドーンと皿に1つ入っている。たっぷり入ったロブスターで味もしっかり堪能できうれしい。次は、ホタテのソテー。下に敷かれたリンゴベースのソースがいい。中は生で上手い具合で焼いている。さすがだ。トップに載ったウォールナッツのメレンゲ風は、ちょっと手をかけ過ぎるかも。と思うのは日本人だからかな?
やっとメインだ。アバディーン産、牛のフィレステーキ。トリフが上に載り、さらにトリフソースをかける豪華な1品。肉は、かなりレアに近く赤々としているが、これでもミディアムレアだそうだ。パクリと口にいれる。うまい!!柔らかく甘みもあり、ジューシーだ。しかし、数人の客はもっと火を入れてほしいと頼んでいる。シェフがちょっぴり気の毒だな。
ワインは、赤のMerlot, Stag’s Leap Wine Cellars, Napa Valley 2002。
ここで、プレデザートかチーズを選択する。お腹に余裕があり、チーズ好きなら絶対、チーズを選択すべし。量は多いし、お得感たっぷり。好みのチーズを伝えるとチーズトローリの中なら、選んで切り分けてくれる。ハードタイプのチーズより、濃厚な味のソフトチーズが多い。
デザートは、なんと 塩味カラメルアイスとチョコレートフォンダン。盛りつけは動きがあっていい。キャラメルとチョコのソースも塩味のアイスとのコントラストがあり気が利いている。甘さを引き出すのに塩を使う日本の菓子と同じ発想なのだろうか?私は、やはり甘いお菓子がいいなー。
コーヒーとともにチビマカロンやチョコレートトリフなどのプティフールも出て来た。
その後、デザートワインやブランデー、ウィスキーをオーダーし、レセプションは6時30分に始まり、終わったのは11時30分だった。
部屋には、いつも笑顔でテキパキと対応するスタッフが付き、ゲストの難題にも笑顔を絶やさず対応してくれるいごこちのよい空間は、プライベートの集まりには何よりだなぁー。美味しい料理の最後の締めくくりは、女性だけに小さなお土産が配られた。気持ちのいい一日だった。(か)
(2006年8月取材)
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