 今日は安めに仕上げたい時に、お勧めな中華のレストランがある。感覚は、日本のラーメン屋だ。ともかくいつでも混んでいて、空いている席にどんどん詰められる。しかし、早いし、値段が安いし、ボリュームもたっぷりなのでしかたがない。中華街にあるこの店は、『粥』と書かれた看板が目印。
人気のメニューは、 バーベキューされた肉が載ったご飯。 調理された豚、鴨、鶏を中華特有の大きな包丁で、バンバンバーンと切り、ご飯に乗せ、甘めのタレをかけて出来上がる簡単なもの。
お気に入りは、ローストされた豚とカリカリの豚（Rice with Roast Pork & Crispy Pork £4.90）。二つの味を楽しめるので飽きがこないし、お得な感じがいい。本日は残念だが、品切れだ。泣く泣くカリカリ豚が乗った Rice with Crispy Pork( £4.90)を注文。油肉もたっぷり使っているが、まったくしつこくないし、表面のカリカリ感とかけられたタレでご飯がすすむ。
連れが頼んだのは、ナスのデリシャツソース（ Rice with Aubergine in Delicious Spicy Sauce £4.90)。ナスときくらげ、人参などの野菜を一緒にいため、特性ソースをからめた料理。中華特有の調理法、ナスを軽く油で揚げてあるのだろう、油で柔らかくなったナスがうまい。これもご飯がすすむ一品だ。
一品料理の他に、4皿の料理とご飯で £8.50というお得なセットもある。ジャスミンティーも40pと、うれしいプライス。スタッフは、忙しいのでサービスのよさを期待してはいけないが、特にイヤな感じはない。以前は、野菜の切り落としたものなど入ったダイナミックなスープを無料で出していたが、今回はなかった。
同様の店が多くある中華街で、メニューの豊富さが際立っている。昼に、夜に1人でも気軽に入れ、 懐に優しいレストランとして重宝する。 席は、地下にもあるので、満席に見えてもスタッフに聞いてみて。 年中無休もうれしいな。
（2006年7月取材） |
