Vol.71
何が出てくるか楽しみなジョージア料理のレストラン
「Tbilisi 」


バーに見える外観


スターターセット。チーズパンが有名

ジョージアの飲みやすい赤ワイン

家庭的な味、
ウォールナッツとチキンのカレー

ボリュームのある
ピーマンとトマトのライス入り

素朴なデザート、ベークドアップル
  ロンドンにはいろいろな国のレストランがあるが、英語ではGeogian(ジョージア)、日本語ではグルジアという国をご存知だろうか?旧ロシアの 一つでトルコの右隣にある国。いったいどんな料理を出してくれるのか楽しみで行ってみた。
  ロンドン北、ホロウェイロード沿いHighbury & Islington駅より5分にあるこの店の外観は、ちょっとバーのように見えるが、中にはいると赤と黒を基調にしたこざっぱりとしたレストランだ。

  お腹がすいていたので、さっそくオーダーだ。スターターは、パンと2品がセット(2人前 £10.45)になった数種類の中から、我々は名物のチーズパンが入ったkolhetiを注文。パンは、間に薄くチーズが引かれ、出来たてでアツアツだ。ちょっぴり甘くて なんだか菓子パンのようだが美味しい。セットの2品は、ナスとビートルートのピューレと書かれていたが、出された品はクタクタになったカレー味のナスと、 にんにくたっぷりのちょっぴり不思議なスパイスの入ったビートルートの千切りサラダ風。どちらもスパイシーでパンの甘さとのコントラストがいいな。

  ジョージアのワインは、有名だというのでの赤のTamada(ボトル£12.45)を注文。まろやかで口当たりのよい甘めで飲みやすいワインだ。

  メインに頼んだウォールナッツとチキンのカレー(£8.95)は、何処のカレーとも似てなく家庭的な味だ。コーンフラワーとご飯をミックスしたサイドもおもしろい。連れが頼んだピーマンとトマトのライス入り(£7.95)は、マッシュルーム等が入った混ぜご飯をビーマンとトマトに入れてオーブンで焼いたもの。ヨーグルトをかけてちょっぴりスパイシーでなんだかメキシコ風。

  さて、お楽しみのデザートだが、残念!!あまり種類はないなあ。面白さでベークドアップル(£3.45)を頼んでみた。まるごとのリンゴをオーブンで焼いたようでスプーンをいれると柔らかい。中に入ったレーズンとリンゴの組み合わせが、アップルパイの中味を食べているような味だな。たっぷりのナッツとヨーグルトのアクセントがよく、最後までおいしく食べられた。

  さほど混んでいなかったが、ちょっと料理の出る時間が長いなーと思った。でもスタッフは、丁寧だし文句はない。たまには、予想がつかない料理を食べてみるのも悪くないなー。

(2006年6月取材)
Tbilisi
91 Holloway Road London N7 8LT
TEL: 020-7607-2536
Web: tbilisi-restaurant.co.uk
営業時間:月-日曜日 18:00-23:00
料理のタイプ: イーストヨーロッパ
一人の目安予算:£25
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