さて、スターターから選んだのは、面白そうなソバのサラダ風、連れはイワシとクスクスサラダを注文。ソバのサラダ風 は、ソバを焼きそばのように扱い、その上に細かく切ったフルーツサラダを載せ、トップには紫のビートルートを置いた綺麗な料理。新しい試み、ソバとフルーツとの組み合わせは、ちょっと口に合わなかったな。それにソバの使い方にどうも無理があると感じたのは 英国人も同じ意見だった。イワシとクスクスサラダも盛りつけは、素晴らしいの一言。マリネしたイワシが、もう少し酸味が強くてもいいかな？

  さあ、期待のメインコースだ。誰もが頼んでいるのがローストビーフ。これまたプレゼンテーションがいい。ヨークシャ・プディンブにクレソンを差し込んだ盛りつけがよく、インパクトがあってなかなかいい感じ。私は、シーブリームのソテーを注文。ローストビーフは、肉の焼き具合などのチョイスがないのは残念だな。味は全体的に普通という感じだった。魚は、カリカリして美味しかったが、魚の下に敷かれたほうれん草や付け合わせの揚げ物などが、ちょっと塩気が多い気がしたな。

  デザートは、バナナとチョコレートケーキとチーズの盛り合わせを注文。見た目がいいチョコレートケーキ。ラム酒が聞いたケーキとつけ合わせのクリームの相性はいい。しかし、どうもバナナがケーキのバランスを崩しているなー。バナナって、 見た目も品がなく難しい食材だな。チーズは、6種類選べ、プルーンとチェツネがついてくる。

  展望の良さとどれも素晴らしい盛りつけでだされる料理には，自然と味の期待が高まる。しかし、見た目に比べて味が普通だったのがとても残念だ。味はともかくお洒落な雰囲気が好きなら、おすすめできるレストランだ。