グローブ座やテートモダンがあるサザック地域に、最近は様々なレストランが増えてきた。その中でも観劇の後など、ちょっと軽く食べて飲める店として人気のあるThe Real GreekSouvlako & Barへ立ち寄ってみた。
このリアル・グリーク、ホックストンにレストランをオープンした際に、洗練された高級なギリシャ料理店として話題を呼んだ。その後、ストリート料理と飲み物をだすバーを数店オープンさせ、気軽さと低価格が支持され結構人気があるようだ。
レストランではないので、料理の品数は少ない。ギリシアのスターターのディップとパン、そして、マリネされ炭で焼く肉が数種類とサラダ系だけというシンプルなもの。
スタータ(meze)として頼んだのは、赤ピーマンとフェタチーズ(Htipiti £3.50)とファバ豆(Fava £3.25)のディップとパンを注文した。赤ピーマンのディプは、赤と白の彩りが綺麗な上に、ファタチーズとピーマンの相性がよく、なかなかオススメのディプだ。一見ハマスのように見えるファバ豆は、ハマスに比べて癖のある味なので、冒険したくなければハマスが無難だな。その他に、タコのグリル(Grilled Octopus £5.50)とお米をワインの葉で包んだドルマデス(Dolmadesv£3.50)もオーダーした。
このタコ、スパニッシュのタパスと同じようなものかと思っていたが、グリルしてちょっぴり焦げ目をつけたタコがオリーブオイルにつけてあるもの。焼かれているので香ばしさとタコのもつネットリ感がなかなかよくあう。その上、塩加減もすばらしくあっという間に平らげてしまった。これはかなりオススメだな。
ご飯が入っているドルマデスは、日本人の口によく合う。リアルグリークのドルマデスは、市販されているものよりもほんのり甘く、上品な仕上がりだ。ご飯の中に入っている松の実と干しぶどうが甘さをだし、そして、手作りで新鮮な出来上がりに好感が持てる。
こんなスターターとワインで終わる人もいるが、我々はお腹がまだすいていたので、メインを頼むことにした。
この店の名前にもなっているSouvlakiは、マリネされた肉が小型の円形のパンで巻かれたもの。我々は、ラム、ビーフ、ソーセージの3種類を頼んでみた。(Single Souvlaki £4.85〜)ソーセージは、スパイシーでおいしいかったが、残念だがラムとビーフは肉が堅い。連れが、以前別のブランチで食べたときは、肉は柔らかくておいしくいい印象があったのに、、、と悔しそう。
サイドの料理として頼んだ暖かいサラダHorta(£3.75)は、茹でたほうれん草、温められたビートルート、フェタチーズが入り、なかなか斬新な組み合わせで味もイケる。
また、メニューで気になったroast tomato ketchup(£1.50)とチップスも頼んだ。このロースト・トマト・ケチャップは、赤ピーマンをベースにしたディップみたいでチップスによくあう。結構気に入った。
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