窓側席からの見晴らし
暖かいバン
オシャレなサバの塩焼き
ピンクのルバーブが綺麗なデザートの
eaton mess
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最近の美術館や博物館のカフェやレストランは、質がものすごく上がっている。ここポートレート・ギャラリー (The National Portral Gallery)も昔から、見晴らしがいいと有名だったので、遅まきなから行ってみた。
最上階にあるこのレストランは、ビックベン、ロンドンアイ、ネルソン卿の柱などをロンドンの風景を上から見てお食事をするだけでも来る価値がある場所だ。
ランチタイムの12時頃に入ったので、まだ人は少なく運良く窓際の席に座れた。うーん。夜も良さそうだな。なんて見とれていると、感じのよいウエイターが 、外を見ている私に、透明のケースに入ったここから見える建物のガイドブックを持ってきてくれた。ここから見える建物の説明が書かれている。よく見ていると、この本をここで売っているという。なるほど。英国ではめずらしく商魂逞しいな。と微笑んでしまった。
さて、注文。メインは£15.50〜。下にコースメニューがあり、コースで£20、3コースで£25.50。ということで、私は2コースを選んだ。
1つは、メインの「サバのグリル」、そして、デザートにメレンゲをベースにした「eaton mess」を注文。このメニューは2月と書かれていたので、毎月替わるのだろう。
暖かい手作り感のあるパンが、堂々と石皿の上に沢山のバターとでてきた。パンが暖かいだけでうれしいな。そして、サバは、まあ、お腹から開いているが、香りはまさにサバの塩焼き!わぁ、サバの塩焼きをナイフとフォーク、そしてパンで食べるのか。と少し抵抗感があったが、付け添いのフォースラディッシュのクリームが、なぜか、サバによくあう。
もう1つの付け添いがルバーブとラズベリーのソース。これがどうもサバと一緒に食べても美味しくない。いろいろ試してみた。サバの後に食すると、なんとサバの脂っぽさや臭みを消してくれるのだ。
サバの塩焼きもこうして彩りを考え、添え物を変えて食べると何ともオシャレな一皿になるのものだ。といたく関心してしまった。
デザートは、messとはちらかったという意味からだろう、バラバラに砕かれたメレンゲにルバーブソースとクリームがかかっている。ルバーブは、ピンク色で春先に食べられる季節ものだ。程よい甘さと食べていると、メレンゲの甘さも加わり、だんだんと甘くなってきた。お茶が飲みたいなー。
アフタヌーンティーもあるというので、美術館の一休みに、お茶やランチなどに利用してみては?(か)
2012年2月取材 |