チャイナタウンには3つの門があるが、その1つの側にあるちょっと暗めの内装で、高級感あるレストランが気になっていた。外にあるメニューを見ていたら、飲茶が夜でも食べられるとある。
飲茶が夜に食べられる!うれしいなーとさっそく飛び込んだ。
店の照明は暗め、テーブルはダークな色合い、テーブルクロスはない。と、いつもの中華レストランとはかなり対照的。
メニューを持ってきたが、飲茶のメニューはないので頼んだ。
おそらく多くの人は、出されたメニューだけを見るのだろう。誰も飲茶を頼んでいない。
さあ、我々は飲茶を注文だ。
メニュー見ていると、ここにもちょっと洗練された内容を感じる名前が並ぶ。 そんな中から、ブラックコッド ダンプリング(Black Cod Dumpling £3.80)、干し貝柱のダンプリング(Dry Scallop Dumpling £3.80)の蒸し物と、ポークとピータンのおかゆ(Pork & Century Egg £4.90)、湯葉巻き揚げ(Crispy Beancurd Roll £3.20)、 定番の海老のチョーフン(King Prawn Cheung Fun £3.80)、ちまき (Sticky Rice in Lotus £3.80) をオーダーした。
蒸し物のブラッグコッドは、上に人参など野菜の色を上手に使った見た目の綺麗な一品。魚には下味がつき、ショウガの味がキメテとなっている。
干し貝柱のダンプリングは、色が緑できれいだ。中は、一番下に海老が敷かれ、椎茸も加わり、八角など複雑な香辛料が使用されている。ここにもショウガが強めにあとから、効いてくる。
おかゆは、始めはぴりっとコショウが効いていて旨いなーと感じるが、だんだん冷たくなると、ちょっと味が強すぎる感じもしてきた。
湯葉の揚げ物は、海老のミンチがたっぷり入ったアツアツの一品。さめないうちにいただきたい。
海老のチョウフンは、色もキレイて、ぷりぷりで美味しいできあがり。青菜のアクセントがポイントとなっている。
チマキは小ぶり。上品な仕上がりだが、ちょっと香辛料が強いかもしれないなー。
最後には、緑茶のケーキ(Green Tea Spog Cake £3.20)をデザートとした。
うーん、お茶の味がしない緑の蒸しパンといった所だ。
以上にお茶を頼んで、しめて1名様17ポンド。飲茶は単価が低いので、夜にこれだけ食べても20ポンド以下なのはうれしいな。(か)
2011年10月取材 |