フィッシュ&チップスなんて古くさい!というイメージを一新してくれるレストランに行ってきた。リバプールストリート駅、スピタルフィールズの裏にあるこの店は、50’sのイメージを上手に使っている。
女性のスタッフは、化粧、髪型、エプロンまでその時代風で演出。テイクアウト用のパッケージも凝っている。昔は、チップスは新聞紙で包んでいたので、それを再現するために、新聞紙面を印刷している。それもなんともスマートなのだ。なぜ、50'sなのかと聞いたら、この時代がフィッシュ&チップスが人気だったからと、スタッフの話だ。
さあ、注文するぞー。
メニューは昔ながらの内容。Cod(タラ), Haddock(タラの一種), Scampi(車エビ)など典型的なメニューのみ。店内で食べる時は、魚にチップスが付いたセットのみ。
では、ハドック(Haddock & Chips) £9.50を頼もう。昼間は、テイクアウトが込んでいて長い列ができている。テーブルも満杯だ。それを手際よく揚げたり、包んだりしているスタッフがいる。ともかく大忙しだ。よく聞いていると、どうも英語でない言葉も聞こえる。訪ねてみるとなんとオーナーはターキッシュだという。
ともかくどんどん魚があがり、どんどんさばけていく。うーん。いいサインだ。揚げ物はフレッシュさが大切。
私のハドックがやってきた。
なんとも大きいポーションだ。うーん。熱々だ。魚も新鮮だぞ!なんといってもサクサクと揚がっているのがいい。レモンを絞って、タルタルソースをつけて食べると、旨いなー。チップスは適度の固さがあっていいぞ。
店内も従来のいつものフィッシュ&チップスレストランとは違いジュークボックスや50’sの小物が並ぶ。その雰囲気はぜひ、サイトを見てみて!
スタッフは感じがいいし、この活気がいい。
やっぱり英国人はフィッシュ&チップスが好きなんだなー。
満腹になったが 食後に胃がもたれなかったのもうれしかった。また行きたいレストンだ。
テイクアウトは、魚が£6〜で、チップスが£1,50〜とリーズナブル。(か)
2011年4月取材 |