モダンな中華レストランがあると聞き行ってみた。ソーホーチャイナタウンの真ん中にあるこの店は、照明がちょっとおしゃれで他の中華レストランとは違う。
メニューをみると、トムヤンとか、わさびとか、どうもアジアのテイストをとりいれているのが気になり、まずは、エビのトムヤン(Tom Yum Prawns £7.10) とワサビソースのエビ(Wasabi Prawns £10.50)を頼んだ。エビのトムヤンは手巻き風と、なんともユニークな形で登場した。おそらく春巻きの皮を手巻きの形にし、揚げたのだろう。皮はパリパリで、中はエビをミンチにしてスパイシーなソースとからめてある。パリパリの皮とエビ、ソースとなかなか美味しい。一方、ワサビソースのエビは、揚げてあるエビに緑色のピリッとしたワサビソースがかかり、とびこの赤も加わって、なんとも印象的な料理だ。ワサビソースは、揚げ物にもあうなー。
隣のテーブルをみるとなんだかキュイジーヌ風な料理がでていたので、同じ物をお願い!と頼んだ。これは豆腐料理(Haozhan Tofu £10.50)で、フライしてある豆腐の上にアクセントとしてホウレンソウが薄く敷いてある。その上にホタテが1個まるまる乗っている豪華なもの。薄味でなんだか味と食感が卵豆腐に似ている。ともかくプレゼンテーションがいい一品。
メインに頼んだリブ(Jasmine Ribs £8.90)は、肉がソフトでポロッととれて食べやすい。
そして、デザートに頼んだのは、アイスのパンプキンソース(Haozhan Cream of Pumpkin £4.80)。アイスの甘さがカボチャのソースで控えめになり、さっぱりとしてお口直しにはピッタリなデザート。
ご飯類として、チャーハンや焼きそばも頼んだが、いままでの料理に比べてどうしてこんなに違うのかと思うほどの出来具合で残念だ。 ここでは、一風変わった料理が面白いな。(か)
2010年5月取材 |