最近、ミニシアターやライフハウスなどが出来てお流行になってきた Dalston 。Hackneyの隣町にあるここは、地下鉄がないにお目当てのライブがあるとバスを駆使して多くの若者がやってくる。
この近くのライブやシアターに行く時に、夕飯を済ませる店がある。久しぶりに訪れたら、小さな店が拡張していた。いつも混んでいたので、これで待たなくてもいいのでうれしいな。
メイン通りから入った所にあるこの店になんで多くの人が来るのか。それはおいしさとボリューム感、そして、酒が持ち込めるから安上がりになるということだろう。
店の入り口にあるショーケースには、串に刺さった沢山の肉が並べてある。これだけの量が売れるのは、店が繁盛している証拠だ。その隣にある長いグリルで活躍しているのは1人だけ。彼は20本以上もの串を一度に焼いている。時々炭をかき混ぜ、ひたすら焼いている。 客は常連客とテイクアウト客で出入りが多いのでドアが開いているため、時々、風が吹くとグリルから店内に火の粉が飛ぶ。ダイナミックな焼き場の煙と焼く手際を見ているだけで、おいしい料理の予感があるなー。
さあ、注文だ。ともかくスターターは、お決まりのミックスメゼ(Mixed Meze £5.00)とめずらしい鶉(うずら)が入ったスペシャル・ミックス・ケバブ(Special Mixed Kebab £14.00)と私はヨーグルトに入ったケバブ( Yogurtlu sis £9.00)を注文。
ミックスメゼには、4つのディップが入っていた。チックピーからできているHumus、ヨーグルトとキュウリの Cacik 、サルサのようなEzme、焼きなすで作られたPatllcan Salata。この中で特におすすめだったのは、焼きなす。香ばしさ供にスパイシーなディップでパンをどんどん食べてしまう。また、ここのパン、まるでバケットのようにカリカリとしていてうまい。温かくサーブしてくれるのもうれしい。
さて、やってきたのは、スペシャル・ミックス・ケバブ。何と量が多いこと。肉、肉、肉、、、6種類の肉料理が入っている。うーん、明日は、肉はいらないなー。それぞれの香辛料が控えめで味つけが丁度いい。鶉は骨が多いがさっぱりしていてなかなか美味。ラム肉が多いが、炭火で焼いているので、臭みもまったくなく、美味しくいただけるのがトルコ料理。このレストランは、肉の新鮮さもあいまってグリルは美味しい!
一方、ヨーグルトに入ったケバブは、ヨーグルトとパンがはいったベースに、焼かれたシシケバブが載っている。他店の美味しい記憶とは、ちょっと違うなー。おそらくヨーグルトをそのままの使用しているので酸味が強過ぎて、肉の美味しさを邪魔してしまうなー。うーん。やっぱりここはグリルがお勧めだな。
8時を過ぎると混み始めるので、その前に入るのがおすすめ。お酒を飲みたい人は、近くで買い込んできて。ワインもビールも必要なら気持ちよくスタッフが開けてくれる。
ともかく活気溢れる店は、食べている人に元気を与えるな。食事の後、歩いていて気がついた。近所だが、もっとわかりやすいメイン通り沿いにこちらの支店 Mangal 2も出来た。(か)
2009年9月取材 |