真っ赤な日よけが目印
センスのいい店内
綺麗な餃子の羽がついている餃子
臭みがあるが病み付きになりそうな
タレが効いている水餃子
可愛らしいミニ・バーガー
カエル・バーガーと命名したいパフ
白いご飯にピッタリ。カリカリのいんげん
干しえびの味が効いたチャーハン
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以前紹介した四川中華レストラン「Bar Shu(バー・シュー)」 の姉妹店ができたので遅まきながら行ってみた。ここは、四川地域にとらわれず、中国の各地の料理を出す。ポーションが小さいので小腹を満たすように気軽に行けるレストランとしてオープンしたようだ。そのため、 テーブルも小さく、椅子も固くて長居できるレストランではないようだ。しかし、店内をセンスのいいランプや鳥かごで飾り、雰囲気はなかなか良い。場所は、本店 Bar Shuの斜め向かい。現在、 Bar Shuは火事があったため閉店中。再開は8月だと言う。
さて、注文だ。愛想のいいウェイターが日本語で「餃子、うまいよ。」という。聞けば皮も手づくりとか。よし、それを1つ!と頼んだ。それと似ているが水餃子も頼んだ。
餃子(Pork and Chinese chive guotie £5.20)は、 餃子の羽がうすい1枚の紙を敷いてあるように綺麗にできている。八角のような味が少し効いた小さめの餃子だ。水餃子(Pork Chao Shou with Spiced Soy £5.20)は、真っ赤なラー油のタレに入っている。コクがあり、スパイシーなこのタレは、ラー油と醤油、ニンニクのミックスで出来ているという。独特な臭みが、どうも病み付きになる美味しさだ。 本店を思い出す味だなー。うーん。中国料理はやはりうまいなー。満足。満足。
さて、次に出て来たのは、ミニ・バーガー?(Jiam with Cumin Spiced puff £3.20)。多くの料理が、メニューからでは想像しがたいのでテーブルに運ばれてきて、始めて合点がいく。これは、なんとも小さくいて可愛い!バーガーだ。中国では、もっと大きいサイズで、ランチなどに食するそうだ。中身は、クミンが効いた辛いミンチが入り、味はサモサみたい。そして、次にでてきたのは、よく似たスタイル。こちらは、カエルが大きく口を開けているように見えるので“カエル・バーガー!”と命名したい料理だ(Lotus leaf buns with Tender stewed pork £3.20)。この緑は、着色料ではなく、野菜ジュースを練り込んでいるそうだ。パンはフカフカしていて、スパイシーな中身とともに愛らしい料理。
そして、野菜として頼んだのは、本店にもあった「インゲンの炒め物」(Dry-fried green beans £7.50)は、カリカリにあげてあるインゲンに塩気とニンニクの効いた味付け。ああ、白いご飯が欲しいなー!!
この他に、干しえびの効いたチャーハンを頼んだが、麺料理も自慢だという。
いろいろ料理について聞いていたからか、前出の愛想のいいウェイターが次回の来店にと10%割り引きと書いた名刺をくれた。よし、また来よう!!次は、暑いのをこらえて、麺料理に挑戦だ。
暑い日に辛い料理はなかなかよい。いつもの中華料理に飽きたら、ぜひ行ってほしいレストランだ。(か)
2009年7月取材 |