ロンドンの中華街に台湾料理のレストランが出来たと聞き、何度か訪れたが改装、お腹がすき過ぎて長い列を待てずと、なかなか行くチャンスがなかったが、やっと土曜日のランチで入店できた。
店内は黒で統一され、モダンな感じだ。さっそく、オーダーしよう。つい人のテーブルを見ていると気になる料理があった。オムレツ?ウエイターに聞くとフライドオイスターだという。(Fried Oyster £6.60)、それと人気の品で外せない、小龍包の蟹(Crab Meat Siu Loung Bao £6.00) 。また、ライスに頼んだのは、竹ごはん(Bamboo Rice £3.80)。ごはん付きのポークベリー(Braised Pork Belly £4.80)、麺にTaro & Preserved Vegetable Vermicelli with pork £4.50)を注文した。
始めに運ばれて来たのは、竹ごはん。なるほど、竹の子の味ではなく、入れ物に竹を使っているので「竹ごはん」か。餅米に干しえびの味が染みてなかなか美味しいな。次にきた蟹の小龍包は、小さいが8個も入っているので量にご機嫌だ。一口でほおばっては、危ない。蒸したての皮の中にうまみがスープ化し、アツアツになっているのでやけどする。しかし、このスープが旨い!!ぜったいお勧めの1品。豚肉味もあるが、断然私は蟹がお勧め。これは、飲茶メニュー。夜でもいくつかの飲茶が注文でき、小龍包は一日中あるのでうれしい。
今回は、写真がうまく撮れずにお見せできないが、ポークベリーは、柔らかいだけではなく、焦げ目がついて、煮込んであり、味がしっかりしみてこれまた美味しい。量もこんなにあって£4.80とはうれしいなー。
麺に頼んだ品は、春雨が入った薄味のスープに高菜の漬け物風とタロイモが入り、なんともさっぱりしたヌードルだ。
そして、皆が頼んでいる牡蠣のオムレツは、牡蠣のオムレツ甘酢かけで、これまたさっぱりしている1品だが、なんで人気なのかちょっと不明かな?
ここはShaftbury Avenueに面したチャイナタウンの門の側にある。支店がやはりチャイナタウンのLisle Streetにあるが、活気があるので 本店をお勧めする。ともかくいつでも混んでいるが、いつもの中華とはちょっと違っていて、新鮮な感じがあるので、1度試してみてほしい。それに値段もリーズナブルなので、また来たいレストランだ。(か)
2009年4月取材 |