アルゼンチンのレストランがあると聞き行ってみた。場所はHighbury & Islington とFinsbury Parkの間に位置する。アルゼンチン料理のイメージは、ともかく肉!!しかし、ここでは魚、ベジタリアン用の料理も数少ないがある。
メインは、サーロイン、リブ、フィレなどのステーキ類が、225g、300g、400gと重さで選ぶ。スターターやサイドにおもしそうな料理があるので、メインは1つでサーロイン300g ( Fillet steak with garnish £16.00)を2人でシェアーすることにした。他には、アルゼンチンのパスティ (サクサクした生地に中身が入ったおかずパンのようなもの) (Empanadas (2個) £5.00)、チョリソ (Chorizo £3.00)、ブラックソーセージ(Morcilla £3.00)、 グリルの赤ピーマン(Morron asado £4.00)を頼んだ。
始めにきたチョリソは、パプリカが効いたスパイシーでやや辛いソーセージ。温かくてなかなか美味しい。真っ黒のブラックソーセージは、レバーの味がするやや重いソーセージだ。ちょっとクセのある味だな。
そして、パスティ。これは2種類選べる。スタッフのお勧めで頼んだホウレンソウ&チーズは、チーズ入りだがさっぱりとして食べやすい。ビーフ味は、ワイルドでスパイシー。
赤ピーマンのグリルは、ニンニクの香りが浮きたったトロトロの柔らかい一品。
ついに、ステーキがきた。思ったほど大きくないが、食べているとボリュームが結構あるのがわかる。フッー。
肉は柔らかく、牛独特の臭みはまったくない。アルゼンチンの辛いソースがついているが、ソースの味が強いので、肉のおいしさを引き立たせるために塩と胡椒で食べる程度でも充分おいしい。
ドリンクは、もちろんアルゼンチン赤ワイン。まろやかでありながら、強みのあるワインなのでグラス1杯でも充分満足できる。
デザートも試したい。やはりスタッフのお勧めで、アルゼンチンの定番デザートと言われるパンケーキを注文した。お菓子によく使うミルクトフィーというのがアルゼンチンデザートのポイントらしい。ミルクトフィー、ミルクを長時間煮て濃くするのだろうが、ともかく甘〜い。これはまるでキャラメルを溶かしたような甘さと味だ。
パンケーキの中身は、ミルクトフィーが入り、表面にも飾りでミルクトフィーがかけてある。ともかく甘さいっぱいのデザートだった。
スタッフは、とても気さくで居心地がいい。ミュージックはもちろんタンゴがかかり、落ち着ける居心地のいいレストラン。(か)
2009年4月取材 |