ヒースロー空港の近くにあるSouthhallは、ロンドン内でインド人が多く住むエリアとして有名。そこにあるインド料理店「ブリリアント・レストラン」に行ってみた。
ここのレストランはお爺さんがケニアでレストランを起こし、その兄弟がロンドンに開店。そして、今、その息子たちが後を継いで切り盛りしているという3代に渡るレストランだ。インド料理がなんでアフリカから?と思って調べてみたら、インドと同じように英国の植民地だった東アフリカ(ウガンダ、ケニアなど)に専門技術をもったインド人が多く移住していたようだ。だから、英国で食べるインド料理には、インドからと、アフリカ系インド料理があるといえる。
The Brilliant Restaurant は綺麗な店内のうえ、2階もあるかなり大きなレストラン。ここでは、結婚式が可能な特別なライセンスを持つため、式を挙げたあとレストランでパティーまで一括してできるようだ。
さてと、そろそろ注文しよう。
スターターには、ディップをつけて食べるパパドム(Spicy Papadom £0.50)とミートサモサ(£2.00)、ラムのスペアリブ(Nyama Choma£7.50)を注文。 Papadomは、50ペンスとかなり安くてうれしいなー。サモサは,その場で揚げているのだろうアツアツでフレッシュ。中がピンク色で柔らかいラムのスペアーリブは、肉の味を活かしたスパイスの調理のうえ、肉の良質さも感じられるお勧めの一品!肉もポロッと取れ、おいしいなー。
飲み物に頼んだラッシーがやってきた。大きくてびっくりだ。(1パイン£3.00〜)
メインには、ほうれん草入りラムカレー(Palak Lamb£8.00)と魚のティラピアカレー(Masala Fish£9.00)を注文。ラムは、大きな固まりの肉が入りそのダイナミックさがいい。魚のティラピアは、骨の処理もしっかりしている。ティラピアはサーモンの味に似ているかな?どちらのカレーもルーが固めで、ややドライカレーに似ている。味は、以前食べたアフリカ系のインドカレーと同様、やや塩気を感じるタイプでインド系とは若干違うようだ。
ピタは、薄くてパリパリしている。カレーもライス、ピタも冷めないように暖めたまま食べられるので、今年のように寒い冬でも料理が冷めないので、うれしい心使いだな。
店内にある大きな画面のテレビからは、ここを訪れたチャールズ皇太子とカミラ、ゴードンラムジーの様子やボリウッド映画を流している。スタッフは感じもいいし、料理もすぐでて来ていい感じのレストランだ。(か)
2009年2月取材 |