今回は、某有名情報誌で上位にランキングされていたパブ「The Eagle(ジ・イーグル)」に行ってみた。場所は地下鉄Farringdon(ファリンドン)駅から徒歩7〜8分の所に位置する。
外観は緑を基調としたシンプルな造り。外からでも大勢のお客さんで賑わっている店内の様子が見える。到着したのは平日の午後1:30頃だが、店内は満席状態。やはり人気店のようだ。
このパブで少し変わっているのは、キッチンがむき出しになっているところ。カウンターで区切られた空間内の右側がキッチンで、左側にバーがある。シェフが料理をしている姿がよく見え、肉を焼いている音や香りが食欲をそそる。
ビールはドラフト8種の中に、日本のキリンがある。キリンのドラフトが置いてあるとは、日本人にとってはとても嬉しい。食事メニューは、ステーキのサンドイッチ、ハドック、ラムステーキ、パスタなどがある。「キリンのドラフトビール」(1パイント£3.40)と「ムール貝のリングイネ」(£9.00)を注文。
やっと空いた6人掛けのテーブル席に、他2組のお客さんたちとシェアーして座った。ここでは、相席はごく当たり前のようだ。相席でも座れればラッキーだろう。
キリンビールを味わいながら待つこと40分。やっとパスタが運ばれてきた。まずはムール貝の量にびっくり! パスタの中に隠れているのも合わせると、全部で30個ぐらいある。ムール貝を食べてみると柔らかく、少し甘味があってとても新鮮な味がする。リングイネは柔らかすぎず、最適な茹で具合。チリとガーリック風味のスープパスタで、リングイネはスープに浸されているが、特に麺がのびることもなく、最後まで美味しく頂いた。
とにかくムール貝のリングイネには大満足。これなら混んでいても仕方ないだろう。キリンのドラフトビールもあって、食事も美味しいこのパブは、お気に入りのお店に追加して今後もぜひ訪れたい。(千晶)
2008年12月取材 |