明けましておめでとうございます。
昨年10月から担当させていただいているこのコーナーですが、ずっと和食続きでしたので、新しい年の始まりはフレンチからキッシュのレシピを紹介します。
キッシュを生地から作るとなると結構面倒ですが、ここはイギリス。便利なことに、大手スーパーならどこでも既成のの生地が手に入ります。これを利用しない手はないですよね。
キッシュにはショートクラスト・ペイストリー(shortcrust pastry)を使用します。練りパイ生地と言ったらいいでしょうか。タルトにも使われるビスケットのようなサクサクの生地です。イギリスでパイ生地と言ったらこれが一般的なようです。アップルパイでもミンスパイでもこれが使われます。タルト生地でもパイと呼ぶのでややこしいですね。
ここではシートタイプのものを使用していますが、ブロックで、自分で生地を伸ばすタイプのものもあります。
ちなみに日本で一般的な、バターを折り込んで作る折りパイ生地はパフ・ペイストリー(puff pastry)です。こちらもスーパーで手に入ります。
キッシュの中身にはベーコンや野菜類が多く使われますが、今日はちょっと変わった豆腐のキッシュを作ってみましょう。
豆腐(tofu)は、これまた大手スーパーならどこでも買える「Cauldron」のオリジナル豆腐を使います。硬めの豆腐ですので煮崩れしにくく、煮物や炒め物をするのに重宝しています。
週末のブランチに、持ち寄りパーティに、ちょっとおしゃれなカフェご飯は大人気。手軽に作って、いつもの食卓に花を添えてみませんか。 |