Vol.106
サービス満点で甘さ控えめのケーキが楽しめるアフタヌーンティー
「ブランウンズ・ホテル(Brown’s Hotel) 」


外観


ティールーム

3段のケーキトレイ

サンドウィッチのトレイ

プチサイズのケーキ類

クリーム状のデザートもあり

ケーキのトローリ

ケーキのトローリ
   ホテルでアフタヌーンティーということで、ボンドストリートの裏にあるブランウンズ・ホテル (Brown’s Hotel) を訪れた。 パネルの壁、ピアノの生演奏、落ちついた照明、丁度いいサイズといい事尽くめのティールームは、初めてでもとてもリラックスできる。その上、サーブをしてくれたウェイターが日本語を少ししゃべるとなれば怖い物なしだ。

さっそくベーシックなアフタヌーンティーをオーダーした。紅茶は、デカフェやホテルのオリジナルブレンドもあり色々な種類から選べる。紅茶を楽しんでいるとすぐに3段のトレイが運ばれて来た。4人にトレイが1つとは、ちょっと淋しい気がするが、好きなだけ食べられるので、どんどんオーダーしてくださいとのこと。確かにお皿が空になるとすぐに代わりをもってきてくれるはうれしいが、やはり他店と同じように2人で1つの3段トレイが与えられるゴージャスさは欲しい所。

しかし、リネンのナプキン、シルバープレートのカトラリーやティーセットとサービス精神満点のサービスもあるので、まあ許してしまうかな。

アフタヌーンティーの食べ方は、塩けのあるものから、甘いものに移行するというので、トレイ3段目のサンドウィチからいただくことになる。サーモン、ハム、チーズとトマト、キュウリとクリームチーズと挟んであるものは、少しモダンなものが多いが、パンはソフトでサンドウィチが作り立てというのが気持ちいい。

トレイ2段目は、手作りスコーンで感激だ。リネンに包まれたスコーンは、サイズ小さめでしっとりしている。ジャムとクロテッドクリームも上質。

さて、お楽しみのトレイ1段目のケーキは、ブラックフォレスト、オレンジケーキ+ムース、ラズベリームース、フルーツタルト、キャロットケーキなど、どれもきめ細やかな作りで、品のよい味、甘さ控えめの日本人好みのケーキでご機嫌。 我々のおしゃべりの中、ウェイターは、お茶の差し替えやケーキの補充の気配りを絶えずしてくれて、すっかり常連気分。

2時間程度は話していたら、ケーキのトローリーがテーブルに来た。そこには、フルーツケーキとビクトリアンケーキがあり、欲しい客に切り分けてくれる。お腹はいっぱいだが誘惑には勝てない。ビクトリアンケーキをオーダー。心配したが、取り分けられたケーキは一口程度のサイズで、内心ホッとした。ケーキは、もちろんフレッシュで手作りの良さが前面にでている。

女達のオジャベリはエンドレス。3時間を越えてもイヤな顔をされず、落ち着くティールームにすっかり長居をしてしまう。まだまだ、人に知られていないせいか、土、日曜日予約もすぐにできるので、試してみては?

2007年2月取材
Brown's Hotel
Albemarle Street, Mayfair London W1S 4BP
TEL: 020 7493 6020

http://www.brownshotel.com/restaurant2.html
営業時間: 月 - 日 12:00-18:30
料理のタイプ: アフタヌーンティー
予算目安
(1人):
Afternoon tea £32.50 per guest
Champagne tea £41.00 per guest
Rose Champagne tea £45.00 per guest
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