最近のレストランは、予約を受け付けない。というのが流行っているようだ。その１つ、レストランが凝縮しているロンドンのSOHOの一角にあるDUCKSOUPに行ってきた。
オープンして数ヶ月が経っているが、ともかく早く行くのが得策と、土曜日の６時過ぎに入店した。勘が当たったのか、まだ、数組しか入っていなかった。ホッ。その後、７時３０頃には、席はいっぱいになってきた。

レストランのインテリアは、お金をかけず、ラフな感じだか、レトロな感じを上手く演出している。音楽もレコードプレイアーを使い、狭いながらも何とも居心地がいいレストランだな。
メニューは、手書きで、なんとも暖かみを感じる。さっそくオーダー。
バーメニューとあるのが、３〜５口で食べられるサイズとか。我々は、ここからトスカー二のサラミ£4.50と茄子のマリネとモッツレラ£9.50を。そして、キッチンメニューとある、メインに近い大き目のサイズから、カニのサラダ£7.00と本日のスペシャルのイカ料理£14.00をオーダーした。
ワインは、イタリアの物が多く、添加物のないワインで揃えているとか。

サラミは、柔らかめのタイプで、奥深い味わい。茄子とモッツアレラは、酢の加減がなんとも丁度よくマリネされた茄子と、みずみずしくクリーミーなフレッシュモッツアレラで、さわやかで旨い！カニのサラダは、海藻とフェンネルが入り、カニ味噌が隠し味としてよく引き立つ一品だ。
本日のイカ料理は、柔らかく新鮮なイカをソティ。これにスペインのブラッドソーセージを使った濃厚な味のソースと、旬の緑のワイルドガーリックの味が加わり、あと引く美味しさだ。うーん。食事は大満足な品々ばかりだった。

さあ、デザートも１つ試そうとチーズケーキ£6.50を頼んだ。チーズケーキに入ったレモンカードで、爽やかなコクのあるケーキ。上に乗ったシナモン味のクランブルもチーズケーキとよくあう。

狭いからか、照明が暗いからか、レストランというよりも、おいしい料理が食べられるタパスバーのような感じだ。
スタッフはとっても愛想がいいし、また、来たい！という総合評価の高いレストランだな。
尚、大人数の場合は予約も可。詳細は連絡してみて。