夏にピッタリのスパイシーなタイ料理のレストラン

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インド料理レストランがひしめくシティーの近く、ブリックレーンに珍しくタイ料理レストランがあると聞き、行ってみた。赤い店構えで、可愛らしいキャンティーン風の内装。

メニューには、チリマークがつき、辛さを表示してある。スターターから選んだのは、おなじみのサテ。でもチキンではなくラム (Gaeh Satay£5.95) にしてみた。 それと生春巻き(Fresh Spring Rolls £4.95) 。

サテは、これがラム?というほど臭みもなく柔らかい。ちょっとカレー風味でなんともおいしくお勧めの品だ。生春巻きは、野菜いっぱいで4本もあるボリューム感。ミントなどの香味野菜が効き、ピーナッツソースもオリジナルでなかなかおいしい 。

そして、メインには、チリマーク2つの魚貝類の炒め物(Ta Lae Pad Cha£9.50) 、鴨の薫製(Ped Yang £9.50) 、とお馴染みのエビのパッド・タイ・ヌードル(Pad Thai Noodles £7.50)をオーダー。

魚貝類の炒め物は、イカ、エビなどが入った炒め物で香辛料の調合がなんともおもしろい。山椒、胡椒のつぶ、また、牛蒡に似た物を口に入れたらショウガのようなでさらに強い香りが口に広がった。聞けばガランガルというショウガの一種らしい。なんとも言えない味だ。ともかくスパイスの組み合せが不思議で独特な味付けで後引く旨さだ。とても気に入った!一方、鴨の薫製は、さっぱりとしたベーコンのようで、 タマリンドのソースがちょっぴり甘い料理。パッド・タイ・ヌードルは、ホットでスパイシー。麺が通常より細いのが気になるが、味付けは中々悪くない。  

そして、サラダに選んだのはパパイヤのサラダ(Som Tam £6.50)。これもチリマーク2つで、なかなか辛い。ピーナッツがいっぱいだ。よく見るとニンニクが房のまま固まりで入っていた!大きいチリも入っている。うーん。辛い訳だ。

これから夏に向かうと、スパイシーな料理が食べたくなる。ここはシティーのLiverpool Street駅から5分程度。スピタルフィールドを越えてすぐ側にあるので、まずはランチで試してみては?

いつものタイ料理とは違い、ともかく始めての出会うスパイスの組み合わせがとても興味深かった。今度は、他の料理を試してみたいな。(か)

2009年6月取材

店舗情報
住所:12 Hanbury Street, Brick Lane, E1 6QR
TEL:020 7247 1093
WEB:http://www.rosaslondon.com/
料理のタイプ:
価格の目安(1人) :£20~
営業時間:
月-金 12:00-22:30
土 12:00-23:00