4日の英総選挙で14年ぶりに労働党が圧勝。労働党の党首であるキア・スターマー氏が第80代のイギリス首相に就任した。

ロンドンのサザークに生まれ、オックスフォード大学の修士課程を経て弁護士になったエリートだが、実はもうひとつの顔を持つ。それは彼が熱狂的なアーセナルファンということだ。

その模様は労働党公式YouTubeチャンネルで垣間見ることができる。

幼少期からアーセナルを応援し、政治家となった現在でもアーセナルの試合日程に合わせスケジュールを組むという筋金入りのサポだ。

過去のインタビューでもアーセナル愛を語っている。
(football.london)

「特別な用事や怪我の時以外は、10歳の頃から毎週サッカーをしてきた。私にとってサッカーは常に情熱の源。観戦でもプレーでも、政治の世界から離れられる場所なのだ。

試合の日は息子や友人たちと一緒にスタンドにいる。本当に最高の場所なんだ。また週末自分がピッチに立てば、僕の生業なんか誰も気にしない。ただただ純粋にフットボールに没頭出来るのだ。

サッカーはとてもシンプルなスポーツだ。そしてそれがサッカーの大きな魅力の一つでもある。22人がボール1つで、ゴールを目指す。ネットにボールを入れるのに90分かかることすらある。それがサッカーの長所であり短所でもあるが、それが素晴らしいところなのだ」

アーセナルは新監督に就任したミケル・アルテタの粉骨砕身で推し進めた、革新的な構造改革によって見事に復活を果たした。

そして今度は、それを間近で体感してきたキア・スターマー氏のお手並み拝見である。