プレミアリーグ24/25はここが変わる!4つの変更点
8月16日待ちに待ったプレミアリーグ24/25が開幕、熱戦の火蓋が切って落とされた。
週明けの時点で日本代表の三笘が所属するブライトンが首位となっているが、日本の皆さんも眠れない日々が続きそうだ。
ところで今季のプレミアリーグのルールに変更点があるのをご存じだろうか?
これを知ればさらに楽しめる、4つの変更点を紹介してみたいと思う。
アディショナルタイムの短縮
昨シーズンのプレミアリーグはプレーの中断時間を厳密に計測することで、各試合10分前後のアディショナルタイムが頻発していた。
これは、ゴールしたタイミングから試合を再開するキックオフまでの時間を加算していたこともあり、アディショナルが長くなっていたというもの。
しかし今シーズンからは、ゴールが入った後30秒後から時間の計測を始めることとなるため、アディショナルの時間が短くなる可能性が高くなるようだ。
また、昨季はボールがラインを出た際、マーカーコーンに置かれたボールを選手が拾いスローインなどを行っていたが、今季はゴールキックに限りボールパーソンがボールを渡すことも可能となり試合時間短縮にも一役買いそう。
セットプレールールの変更
セットプレーにおけるルールも変更となる模様。
After a season of set-piece shenanigans, the PGMOL has responded: the offence of holding (ie blocking or obstructing) will be penalised more stringently in set pieces, when an attacker is trying to stop the movement of an opponent.
Read here: https://t.co/KPAjUOGdX5 https://t.co/05rBCepTO2
— Hamzah Khalique-Loonat (@HKhaliqueLoonat) August 14, 2024
セットプレーでの不正行為が続いたシーズンを経て、PGMOLは対応策を講じた。セットプレー時のホールディング(ブロックや妨害等)の違反行為は、より厳しく罰せられることとなる。
昨シーズンのセットプレー時、反則ギリギリのちょっかいレベルのプレーで守備陣を混乱させたベンホワイトという選手がいたのだが、間違いなくその対策。
アーセナルには新たな改善が求められそうだ。
半自動オフサイドの導入
プレミアリーグにもついに半自動オフサイドが導入される。
これはオフサイドか否かを機械が自動判定してくれる技術。これまでもレフェリー陣のミスで、オフサイドのゴールが認められたり認められなかったりしていたが、この半自動オフサイドの導入により、その辺は厳格化される。
この技術は、2022年のワールドカップ、2024年のユーロですでに使用されており効果は実証済み。実際、判定1回あたり平均31秒の時間短縮に役立っており、VARの時間短縮効果と誤審殲滅が期待される。
なお導入のタイミングは、9月から11月に3度行われる代表ウィークいずれかの終了時から使用開始になる模様。
VAR
VARについても変更される点があるようだ。
試合中VAR判定について主審がスタジアムのスピーカーで説明し、必要に応じスクリーンでもリプレイを映し出す模様。
あからさまな誤審もあり、これまであまりリプレイが映し出されることがなかったリプレイ画面だが、今季は説明付きで見られるかもしれない。
以上大きな変更点4点だが、この辺が各クラブの体制や優勝争いにどう影響を与えるのか?楽しみである。
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