古今東西のモノが詰まったマジカルな空間。

「うわ~、まいった!」という言葉しか出てこないピット・リヴァース・ミュージアム。ここは何度か訪れているが、いつも圧倒されてしまってなかなか紹介原稿を書く気が起きなかった。こんなものやあんなものが展示されています、と書くだけで半日かかってしまいそうだし。オックスフォード大学付属の民族学博物館という題目はあるものの、見る側から言ったら、ひたすらモノの詰まりまくったトンデモナイ空間でしかない。

17世紀の庭師親子が開設した「イギリス最初の一般公開されたミュージアム」であった「アーク」の展示品が今でもオックスフォード、アシュモリアン・ミュージアムで見られることを前記事に書いたが、森羅万象を集めた奇想天外な場所だったらしい「アーク」は、雰囲気的には整然とした現在のアシュモリアンよりも、こちらピット・リヴァースの方に近かったのではないかと想像してしまう。

 

・・・続きは
清水晶子(ロンドン在住ジャーナリスト)の「ロンドンのミュージック&ミュージアム」でどうぞ。