アーセナルの「No More Red」とは何か?
プレミアリーグの名門アーセナルが、純白のシャツを着用する。
この風変わりなキャンペーンは、「No More Red」という運動の一環。
Our commitment continues ⚪
No More Red is our joint initiative with @adidasfootball to give young people more opportunities and tackle the root causes of violent youth crime.
Find out more https://t.co/TFtVgINRNo pic.twitter.com/CPXfX4vZij
— Arsenal (@Arsenal) January 6, 2023
近年増加傾向にある「10代によるナイフ犯罪をなくそう!」というもの。
近年、ロンドンにおけるナイフによる犯罪は11,502件と、前年度に比べて増加。
そんな背景を受け、アーセナルはアディダスがタッグを組み「安全な地域づくり」のロールモデルとなるべく、昨年から行っているのがこの「No More Red」キャンペーンである。
「NO MORE RED(赤はもういらない) 」 「無駄な血はもう流さない」という意思表示。
アーセナルは地域密着型のクラブである。本拠地であるエミレーツ・スタジアムが鎮座するイズリントンには、アーセナルが提供したフットサルコートが多数存在し、選手も学校を訪問するなど、地域活性化に一役も二役も買っている。
そんな彼らの影響は計り知れない。
アーセナルは1月8日のFA杯オックスフォード戦でこの純白のシャツを着用する。この試合を観戦したロンドンの、いや、全世界の視聴者がこのシャツの意味を知ることで、よりよい世界になることを願うばかりである。
コメントを残す