制服

英国の多くの学校では、プライマリースクールのレセプションから制服を着用します。制服は学校で販売される場合もありますが、標準的な制服を使用している学校の場合は、デパートや大型スーパーでも購入できます。

ランチ

公立、私立を問わず、学校には給食(school dinner)がありますが、お弁当の持参も許可されています。

教科書

日本のように決まった教科書はありません。特に公立小学校では、さまざまな教材を用いて授業を進めます。教科書を使う場合にも、教科書はすべて学校所有のため家に持って帰ることはほとんどありません。持ち帰りたい場合には、担当の先生に申し出るとよいでしょう。

宿題

小学校低学年のうちは、毎週数冊の本を持ち帰ります。家庭では、子どもの読書を助け、意味のわからない単語を調べさせる等の十分なサポートが必要です。また連絡帳に子どもの音読の状況を記入し、毎週担任の先生に報告します。読書以外の宿題は、算数等のプリント類になります。公立小学校に比べ、私立小学校の宿題は多めです。

セカンダリースクールになると、毎日宿題が課されます。提出期限等についても厳しく、生徒の管理能力を養うよい機会となります。

保護者会

保護者と教師との面談があります。面談はペアレンツ・イブニング(Parents’ Evening)と呼ばれ、両親が揃って参加できるよう夜間に行われます。学校にもよりますが、秋と春の年2回行われることが多いようです。近年はオンラインで実施する学校もあります。

誕生会

英国人の多くは、子どもの誕生会を盛大に行います。自宅で行うこともありますが、同じクラスの生徒のほとんどを招待するような場合には、パーティーができる施設を使います。招待状をもらったら、できるだけ参加させたいところです。誕生会実施の要領を覚えたら、今度は自分の子どもの誕生会も同じようにやってみるとよいでしょう。誕生会をきっかけにし、子どもだけでなく親同士の交流も深まるかもしれません。

(協力:JOBA International London