デザイン・ミュージアム
新デザイン・ミュージアム、グランド再オープン!
「モダン・デザインとモダン建築」を二大テーマとするデザイン・ミュージアムが、6月に一旦扉を閉じ、10年越しの計画を実らせてケンジントンへ引越し。11月24日、グランド再オープンした。オープニングを見届けたあと、日本へ行っていたのですっかり遅くなってしまいましたが、レポートをお届けします。
そもそも、南東ロンドンの港湾地帯にあるバナナ倉庫を改造した建物から、広さ3倍の都心の建物へ移転するというのはどういうことなのかというと、東京でたとえるなら、芝浦の倉庫街から国立新美術館や森美術館などが林立する六本木の文化施設群の一角へ参入する感じに似た大躍進である。モダン・デザインのミュージアムにとって大きな個性となりうる倉庫街というユニークな立地を脱し、展示スペースを大幅に拡大し、教育施設を充実させ、近くにV&Aやロイヤル・カレッジ・オブ・アートのあるケンジントンへ進出する——これは単なる個性的なミュージアムという存在にとどまらず、英国デザイン界に一層大きな貢献をしたい、というミュージアムからのステートメントと受け取れる。
・・・続きは
清水晶子(ロンドン在住ジャーナリスト)の「ロンドンのミュージック&ミュージアム」でどうぞ。
コメントを残す