Vol.3 全部の料理を試してみたい!と思わせる庶民的なペルー料理 / Casita Andina
たんぱく質の含有率が高く、グルテンフリーの雑穀キヌアは、健康食、スーパーフードとして今、人気が高い食材。その生産国ナンバー1のペルーは、今、ワールドトラベルアワードの「世界で最も美食を楽しめる国」部門4年連続で最優秀賞を取るなど、今、ペルー料理は注目されている。そういえば、 ロンドンでもあちらこちらにペルーレストランが増えてきた。
今回、訪れたのは、メディアでも評判のいい、ピカデリーサーカスにある「Casita Andina」。ここは、ランチにワンディッシュを出すようなペルーよくある店のスタイルがコンセプトという。確かに、なんだか、カフェみたいな入り口が、気軽でとっても入りやすい。
早速注文を。
地元のお酒、ピスコのカクテルで乾杯しようとメニューをみると、ここにも日本の影響があるのか、日本酒に、お茶、桜シロップが入ったピスコカクテルもある。じゃあそれをとオリジナルのピスコサワーを注文。
ピスコとは、ぶどうを原料にした蒸留酒。度数が高いので、カクテルで飲むのが主流とか。Pisco Sourは、卵白の口当たりがよく、なんだかクラシックな飲み物風。一方、日本イメージのInari Piscoは、ピンク色で綺麗~。味はなんだか複雑なお味。私は、サッパリ感がある夏にピッタリなオリジナルが好きだな〜。
頼んだ料理がやってきた。スズキのカルパチョスタイルのClassic Cevicheは、コリアンダーが効いたアジアン風だが、でもちょっと違う不思議なお味〜。この感覚、極めたい。知りたいな、、と思いつつ、サッパリ感もあって、サクッサクッと食べてしまった。
スイカと黒いキヌアのサラダ(Watermelon & Black Quinoa Salad)は、ともかくあと引く美味しさだ。スイカがマリネで味付けされ、ナッツのカリカリとフレッシュなチーズと、ともかくすべての相性が良く、お代わりしたい程の絶品!
黒いキヌアは初めてだが、味の違いはわからなかったが、なんといっても色がアクセントになりいい。
次に来たのが、アサリとソーセージのスープ仕立て(Almejas al Rpcoto)。上に乗ったパンがユニークで人目を引いた一品。見た目だけでなく、アサリの海の味とソーセージの陸の味がこんなにいいコンビネーションになるのか!と思うほど、うま〜い!の一言。上に乗ったパンを崩して、お汁をつけて頬張り、最後の1滴までも残したくないほど美味。
そして、ビートルートのソースに入った芋料理(Puka Picante)は、チーズが入っているが、あっさりとした味。のビートルートの素朴で優し味がなんだかほっこりして、胃にも心にも優しい感じだ。
最後は、デザートVolteado de Pina。ピスコニに浸かった暖かいパイナップルとパンのような感触に変化したキヌアとココナッツソルべの組み合わせ。これまでの不思議や絶品の料理に比べて驚きがないな〜。
まあ、デザートはマストでなはないかな?という感じ。
ペルー料理のイメージがないので、どんな料理が出てくるのかを、ワクワク待っている感じが楽しく、また、美味しいな〜。他の料理はどんなのかな?と次回は違う料理を頼みたい!と久しぶりのコスパと美味しさと、興味が一緒になったレストランだった。
私の勝手な星印:★★★★★
星印
★★★★★ 最高!
★★★★ また絶対に行きたい!
★★★ まあ、いいでしょう。
★★ 次回はいかないかな?
★ お勧めできないかも。
店舗情報:
住所:31 GREAT WINDMILL STREET SOHO LONDON W1D 7LP
TEL:020 3327 9464
営業時間:
Monday-Friday 11:00 – midnight
Saturday & Sunday closed 10:00 – midnight
http://www.andinalondon.com/