学齢前の幼児教育施設は、お住まいのエリアの自治体で調べます。

トドラーグループ/プレイグループ

基本的に0~3歳対象。週1~2回、1回2時間程度で、教会のホールやコミュニティーセンターが会場となります。親の付き添いが必要。

チャイルドマインダー

家庭的保育のスペシャリストであるチャイルドマインダーの資格を持った個人が、子どもたちを自宅で保育するシステム。イングランドでは7歳以下の子ども最大6名まで(5歳まで3名、0歳児は1名まで)、ウェールズでは11歳以下の子ども最大10名まで(7歳まで6名、4歳まで3名、18ヵ月未満は2名まで)。スコットランドでは15歳以下の子ども最大8名まで(11歳以下は6名まで)、北アイルランドでは11歳以下の子ども最大6名まで(2歳以下は3名まで)。

現地幼稚園/保育園

週5日、1日3時間程度が主流で、公立の場合は無料。形態は、ナーサリースクール(Nursery School)や小学校付属の保育園、有料の私立校(Pre-preparatory School)、地域のファミリーセンターやコミュニティーセンター、保護者の勤め先が提供する保育所等さまざまです。

いずれの施設も、定員に達している場合は欠員待ち名簿(waiting list)に登録を。

日系幼稚園

ロンドンには、日系の幼稚園や幼児教育施設もあり、日本のスタイルに準じた幼児教育を受けることができます。

補助金

イングランドでは、3・4歳児への教育費のサポートとして、チャイルドマインダーや私立のナーサリー費用の週15時間分までの補助金(Universal Entitlement)が国から支給されます。

 

【保護者の責任】

英国虐待防止協会(NSPCC)では以下のことを推奨している

・幼児・乳幼児だけを家に残さない
・12歳未満の子どもだけを置いて、長時間家を空けない
・16歳未満の子どもだけを置いて、泊まりがけで出かけない
・子どもの年齢が16~18歳であっても、頻繁に長時間家を空けたり、複数日泊まりがけで出かけない
・電気や暖房がない、あるいは危険物があるような環境下に子どもだけを残さない

(協力:JOBA International London