スーパーマーケット

Tesco、Sainsbury’s、Waitrose、M&S、Morrisons、Asdaといったスーパーマーケットの大型店には、食料品だけでなく、衣料品や生活用品、新聞・雑誌、生花、医薬品、化粧品、切手等、さまざまな商品が揃っていて便利です。また銀行業務を行なっているスーパーもあり、その一環として各種保険や金融商品の販売もしています。

上記大手スーパーの小型店は、営業時間が7:00 – 23:00等と大型店よりも長く、日本でいうコンビニ的な存在です。

多くのスーパーがホーム・デリバリー・サービスを提供しています。

レジなしの小売店として注目のAmazon Fresh実店舗は、現在ロンドン市内と近郊に約19店舗を展開。登録したキャッシュカードで入出店時に情報をスキャンして精算するシステムは、特に若い世代に人気です。ホーム・デリバリーはイギリスでは珍しく同日配達も可能。

ミニスーパー

コンビニエンスストア形態として「Costcutter」や「Londis」等の小規模小売チェーンや独立店が街角に点在し、23:00頃まで営業しているので緊急時に使えます。

専門店

産地直送品や手作りのクラフト食品に出会える小さな食材店やマーケットは、スーパーマーケットにはない魅力があります。チーズ専門店やベーカリー、肉屋や魚屋等お気に入りを探すのも楽しいでしょう。

路上マーケットの屋台/ストールの野菜や果物は新鮮なものが多いようですが、質と値段を見極めて。マーケットの立つ曜日や時間は事前に確認しましょう。閉店時間が近づくと値引きが始まります。

レジ袋は持参

政府が推進する環境政策に基づき、環境汚染の原因となるレジ袋(plastic bag / carrier bag)の使用量を減らすため、大手スーパーやチェーン店等では有料となっています。買い物時には袋を持参するようにしましょう。

オンライン・スーパーマーケット

英国最大のオンライン・スーパーマーケット、Ocadoは、食料品や日用品、衣料品からホーム雑貨までM&Sを中心とした多数のブランド商品を扱うセレクト・ショップとして人気。

【自分で品物をスキャンして精算。スーパーでレジの長い列に並ばずに快適なショッピングができるシステム】

(Sainsbury’s SmartShopの例)

購入する商品のバーコードをスキャンして、そのまま自分の買い物袋に入れ、買い物が済んだらセルフサービスの専用レジで精算するだけと、使い方はいたって簡単。アプリをダウンロードするか、店内設置の携帯用スキャナーを利用する。ネクターカード会員へのサービスもある。切手、タバコ、宝くじ等はこのシステムでは購入できないので、店内キオスクで。

スキャナーを使って、商品に付いているバーコードを読み取る

キャンセルする場合は、その商品をタップして、「–(マイナスマーク)」を、同じ商品を複数購入する場合は、「+(プラスマーク)」を押す ※スキャナーとアプリでは画面の見え方が多少違います

専用レジのウインドウに表示されているQRコードをスキャンし、あとは画面の指示にしたがって精算

【ロイヤルティプログラム】

各小売ブランドには買い物に応じてポイントや特典が付くロイヤルティ(loyalty)プログラムがある。会員カード利用の他、スマホ・アプリも主流に。会員になってダウンロードしておくと便利。

● スーパーマーケット

Sainsbury’s〈Nectar〉
Sainsbury’sの他、500を超える提携ブランドがあり、ポイントを貯めたり使用したりできる。

Tesco〈Clubcard〉
ポイント数に応じたバウチャーに交換できる他、提携会社のサービスにポイントを使用できる。

M&S〈Sparks〉
個々の会員の消費傾向に合わせたオファーや金券、店頭で買い物の際にもらえるギフト等の特典が特徴。

Waitrose〈myWaitrose〉
ポイントを貯める方式ではなく、賞品が当たる、オリジナル雑誌が無料になる、個々の会員の消費傾向に合わせた割引等の特典がある等。

● ドラッグストア

Boots〈My Advantage Card〉
累計ポイントを使ってBoots各店で買い物ができる。会員の消費傾向に合わせたオファーや会員向けのイベントも。