日本のような美味しい寿司は、ロンドンでももちろん食べられる。そうお金さえ出せばね!ミシュラン星を持つThe Araki は、”shushi omakase” 300ポンドのみ。そこまで支払わなくても70100ポンド出せば、そこそこ美味しい寿司が食べらる。でも、もっと日常で手軽に食べたいよね!ということで、お手頃寿司を探して前回はスーパーの比較をしてみた。

今回のお寿司比較は、ハイストリートで売られている大手チェーンの itsu wasabiの比較をしてみた。日本食はヘルシーといわれ、寿司はその代表格というのがこの国でのイメージ。そのせいかitsu は、ヘルシー路線を強調して、全てにおいてカロリー表示されている。

ネタ(寿司の上に乗る生魚のこと)としては、すごくシンプル。サーモン、エビ、マグロのみ!日本では、これに鯖、イカ、いくら、貝など、その上季節に合わせいろいろなネタがあるけど、やはり食材の無駄を考えれば、この3種類で商売するのは、賢いと思う。

£7.99

 

wasabiは、当初好きな物を1つづず選んで詰め合わせ出来るアイデアだったけど、セット売りがメインになってきたようだ。

しかし、wasabiのセットには、サーモン、エビ、マグロの3つだけでなく、日本の寿司のように品数が多いぞ!楽しみだな。

£8.10

 

さっそくサーモン握りの比較だ。今回はどちらもスモークサーモンでないので、楽しみ!見た目は、どちらも同じの上、味にもネタの違いも感じられない。しかし、どちらもよくもまあこんなにサーモンが薄く切れるな~~と感心する。お手頃価格にするのは、こんな企業努力があるのかな??

itsu は、少しだが、ワサビがすでに入っている。ご飯はやや固め。一方、wasabiは、ワサビなし()で、ご飯がやわらかい。

左: itsu 右: wasabi

 

マグロは、赤身の色が綺麗な見た目では itsu が美味しそう。それに比べると、wasabiのマグロは、色抜けみたいなピンクで見た目美味しく見えないね。念のため、薄い色だから、中トロなんて思わないでね!

左: itsu 右: wasabi

 

まあ、魚は自然のものなので、日々、仕入れによって変わるので、今日だけでジャッジはできない。マグロといっても幅広い種類があるし、味の点では、どちらもどちらだ。
エビは、チャイブをあしらった itsu がいい感じだけど、これはフージョン寿司だ。

左: itsu 右: wasabi

 

そして、 種類を多くしているwasabiだけにある別のネタは、卵焼き、お稲荷の皮、カニ棒&マヨネーズ、サーモンのタルタルなど、数を多くするための工夫をしているが、正直に言えば苦労が見える。

左からお稲荷の皮、 卵焼き、サーモンのタルタル、カニ棒&マヨネーズ

 

同じような値段のこれらのセットの握りの数は、itsuwasabiも8個と同じ。

だったら、wasabiの薄い卵焼きやお稲荷の皮などよりもサーモンやマグロなどの生魚を多く食べたいな。。

さて、お後は巻物の比較だ。つづく。