英国免許証取得
英国の運転免許証を統括している機関は、DVLA(The Driver and Vehicle Licensing Agency)。免許証取得、書き換え、紛失時に必要な書類は郵便局に用意されています。
英国には日本のような運転教習所はなく、自分で仮免許証の申請をしてからドライビングスクールに入るか、個人のインストラクターについて実技を学びます。規定の教習時間はなく、教官の判断で実技試験を受けます。
日本の運転免許証から英国の運転免許証への切替
切替のために提出した日本の免許証は返却されない場合があります。英国滞在が1年未満の場合は、日本で国際免許証を取得することをおすすめします。
英国は日本と同じく右ハンドル・左側通行なので日本人にとっては運転しやすい国。ただし、やはり英国独特のルールがあるので気をつけましょう。
ランドアバウト
ラウンドアバウト(Roundabout ロータリー)では、常に時計回り、右側優先です。何度回ってもかまいません。あわてずに流れにのりましょう。
歩行者横断歩道
Zebra Crossingは、信号機のない横断歩道。歩行者絶対優先です。Pelican Crossingは、信号機のある横断歩道。黄信号が点滅中は歩行者優先です。
Congestion Charge

ロンドン中心部の道路渋滞緩和を目的に導入された制度。平日の午前7時から午後6時まで適用され、1日の料金は£8。バイク、一部営業車などは免除されます。区域内の住民の自家用車は90%の割引が受けられます。適用地域の地図、支払い方法などのインフォメーションは、Transport for Londonのウェブサイト内にあります(T 084 590 01234 W www.cclondon.com)。
課金時間
月〜金の午前 7:00〜午後 6:00。祝日は除く
課金ゾーン ・City、Soho、Westminster、Waterloo、Islington、Mayfair、Notting Hill、Kensington、Knightsbridge、Shepherd’s Bush、Chelsea、Pimlicoなど。
支払い期間 乗り入れ90日前から翌日の24時まで
料金 1日につき£8(当日の24時までに支払った場合)。
翌日の24時までに払うと£10
罰金 ・未払いの場合は£100の罰金。2週間以内に払えば£50。4週間を過ぎると£150。
・3回以上未払いだと、車両撤去となる場合も
支払い免除・ 割引 ・オートバイ、タクシーやミニキャブ(ライセンス保持者)などは免除。ゾーン内居住者は9割引
・支払い免除や割引には登録が必要。ロンドン交通局(Transport for London)のサイトwww.cclondon.comから登録用紙をダウンロードして送付
その他 観光客や出張などによる一時滞在者も、私有の車(レンタカーを含む)で乗り入れれば支払いの義務あり
・1週間、1カ月、1年のまとめ払いも可能
支払い方法  
インターネットで
ロンドン交通局のサイトwww.cclondon.comで乗り入れ日、車両登録番号などを入力して支払います。
ニュースエージェントやガソリンスタンドで 
コンジェスチョン・チャージのロゴかPayPointのマークがある店で。
電話で
ロンドン交通局のコールセンターへ(T 0845-900 1234)。
携帯電話のテキストメッセージで
ロンドン交通局に携帯電話を登録すればテキストで支払えます。詳しくはwww.cclondon.comへ。
郵送で
www.cclondon.comから支払い用フォームをダウンロードし記入。小切手またはポスタルオーダーを同封するか、クレジット/デビッドカードの詳細を明記して送付します。1週間、1カ月、1年のまとめ払いのみ。
自動支払機で
課金ゾーン内の大きな駐車場に設置されています。クレジット/デビッドカードのみ。
BTのインターネットキオスク(Internet kiosk)で
公衆電話ボックスの中にインターネットができる設備が備え付けられています。 課金ゾーン内のみ。
FAST TRACK CARDで楽々支払い
素早い支払いを可能にするのがFAST TRACK CARD。車両登録番号や住所氏名などを登録すると、カスタマー番号が印刷されたカードが届く。ニュースエージェントで支払う場合は、カードを機械に通してもらい、乗り入れ日を伝えるだけでOK。電話の場合、カスタマー番号や乗り入れ日などを電話のキーパッドで入力するだけで払えます。カードを作るには、www.cclondon.comで登録するか、ロンドン交通局に電話(T 0845-900 1234)を。
もっと知りたい人のための関連サイト
ロンドン交通局コンジェスチョン・チャージ専用ウェブサイト
www.cclondon.com
上記の通り、情報収集だけでなく支払いや登録も可能。通りの名前などを入力して、その付近でコンジェスチョン・チャージの支払いができる場所を検索することもできます。
制限速度
市街地の制限速度は時速48km(30マイル)。高速道路には制限速度によって主に3種類あるので標示に注意。高速道路は、M6のバーミンガム(Birmingham)を通る部分が有料。他はすべて無料。
駐車
駐車違反の取締りは厳しく、「ほんの5分」のつもりが罰金、クランプ(車輪止め)、レッカー移動ということになりかねません。
駐車禁止区域は、バス専用レーン、自転車専用レーン、車椅子マークのある駐車スペース(安全地帯)、居住者専用駐車区域(Resident Permit Holders Onlyの表示)、一時使用禁止中(カバーが掛けられている場合が多い)のパーキングメーター駐車区域など。
英国では日本とは比較にならないほど、車犯罪が多発しています。警察の犯罪防止課ではトラブルから身を守る方法を習慣化するようすすめています。
車犯罪に巻き込まれないために
走行中はドアを施錠し、窓を閉めるようにしましょう。窓を開けている場合は、信号停止時に狙われないよう、貴重品は目につかないところに置きましょう。
夜間は明るい場所に駐車し、乗車する前に後部席に変わりがないか確認しましょう。昼間、夜間を問わず駐車する場合は、安全な場所かどうかを確認して駐車するようにしましょう。
長距離を一人で運転する場合は、万一のために、ルート・到着または帰宅時間を誰かに伝えておくことも大切です。
盗難に遭わないために
カギはガソリンスタンドで支払いに行く際でも、必ずかけるようにしましょう。
車内には、貴重品を含む一切の物を残さないようにし、荷物は必ずトランクに入れましょう。
物陰、死角、暗い場所、人気のない場所には駐車しないようにしましょう。
カーステレオはなるべく取り外し式にし、車内に残さないようにしましょう。
グローブボックスにカギをかけないようにしましょう。(無理矢理こじ開けられ、被害を大きくします)
防犯装置(アラーム、イモビライザー、ホイールロッキングナット、トラッキングシステム等)を取りつけ盗難を防ぎましょう。
給油の仕方
ガソリンスタンド(Petrol station)は24時間営業、セルフサービスのところがほとんどです。
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